ジャバーブエ。ぽこぽこ@台湾

台湾高雄生活3年め。

●台湾新聞●3.11から7年 日台交流協会があらためて台湾に感謝

東日本大震災の日から今日で丸七年。

おそらく皆さん誰もが、7年前の3月11日、

自分がどこで何をしていたかを思い返したと思います。

 

7年経ったとはいえ、

元に戻るものではないし、被災地の方々の悲しみが消えることもありませんが、

一日でも一時間でも多く、楽しいと思える時間が増えるといいなと思います。

 

私は311の起きた2011年に、横浜で日本語教師の養成講座に通っていました。

311の4日後は生の外国人学生を前に実際に授業をするという実技研修の本番だったのですが、地震発生後の混沌の中、多くの外国人留学生が帰国したり帰国準備を始めたりして、15人ほどいたクラスに残ったのは4名でした。

 

残った学生さんたちは、みな共通して「家族からはすぐ国に帰ってきなさいと言われているけど、日本でお世話になったし日本が好きなので帰りたくない」と言っていました。

そんなこと言ってくれて日本人としてすごく嬉しいけど、故郷のご家族の身になったら心配でたまりませんよね。

 その後、時間の経過とともに少しずつ学生さん達が戻り、今では元通りにぎやかな日本語クラスの雰囲気になっていると思います(^_^)

私は最終的に養成講座を修了し、資格を取得できたのですが、

日本語学校の学生さんたちが帰国して激減していたため、

震災前から出ていた東京や横浜の日本語学校の教師の求人のほとんどが取り消しになってしまいました。

 

どうしようか先生に相談したところ、いま台湾やベトナムは日本人教師が不足していて常に募集しているから、海外の日本語学校も考えてみたら?とアドバイスをもらったのです。

そこからバタバタと準備を進め、半年後の9月に一年間の台湾生活がスタートしました。

 

もし震災が起こらなかったら私は台湾に行っていなかったかもしれません。

起こらないことが何より一番ですが、

震災がなかったら出会わなかった人々がいたり、

震災が起きて初めて気付いたことがあったり、

大切なことは何かとか、助け合うこととか、価値観とか、想うこととか、

人々にたくさんの変化をもたらしましたよね。

 

東北の被災者の方を忘れないこと、応援することはもちろんで、

それに加えて、震災によって気づいたことや感じたこと、一人ひとりがこの機会にあらためて思い出して、プラスの変化につながるように保っていきたいですね。

 

 

最後に、今日台湾のYahooニュースの記事を紹介します。

 

 

tw.mobi.yahoo.com

 

日本の3.11大地震は今日で丸7年を迎え、日本の台湾交流協会では追悼感恩会が行われました。
被災者へ1分間の黙祷を捧げるとともに、

台湾が差し伸べてくれた支援に対してあらためて感謝の気持ちを伝えました。


2011年3月11日,日本時間午後2時46分,日本の東北地方の海域でマグニチュード9.0の大地震が発生しました。1万5000人以上が亡くなり、2500人以上が行方不明となりました。


交流協会の沼田代表は被災者への哀悼の意を述べ、スピーチの中で
『7年前、当時の台湾総統馬英九さんが「温かい気持ちを」と言って募金を呼びかけてくださり、短期間で台湾からの義援金は200億円(55.42億台湾元)を超え、これ以上ない勇気を日本に与えてくれました。日台の友情をあらためて実感し、日台関係のターニングポイントとなりました。
心から感謝申し上げます。』
とあらためて台湾への感謝を伝えました。

 


台湾日本関係協会の邱会長
『3.11から今日で7年になりました。台湾にとってはあっという間だったかもしれませんが、現地の皆さんにとっては非常に困難な過程だったことでしょう。

昨年台湾のある若者達が福島に行って記録映像を撮影しました。
福島の方々の辛く苦しい、でも強い意志を抱いて奮闘しながら生活している姿を拝見しました。
このような姿は台湾にとっても教訓となり、花蓮地震で苦しんでいる方々の励みにもなります。』

 

 

 

 

 

台湾に行く度、台湾人と触れ合う度、その暖かさ(熱情)を感じます。

本当にありがとう。

 

一起加油\(^o^)/

一緒にがんばろう\(^o^)/

 

では、おやすみなさい。

晩安。