●台湾新聞● コロナの影響で生態系回復?やさしいジンベエザメが墾丁(Kenting)に出現
「海の優しい巨人」と称されるジンベエザメが台湾最南端の墾丁(Kenting カンディン)で目撃されたというニュース。偶然出会えたダイバーたちは大興奮だったようです。
私は沖縄の美ら海水族館で見たことがありますが、とても大きくて雄大で・・・
水族館の水槽じゃ狭いだろうなぁと思いながら眺めていました。
墾丁は台湾最南端の恆春半島にあるビーチリゾートで、半島南部が墾丁国家公園となっています。
高雄から車で2時間ちょっとで行けるので、日本から友人が来た時は必ず遊びに行くところ。
オートバイや電動バイクをレンタルしてビーチや灯台を巡るだけで楽しいけど、
せっかくきれいな海があるから私は冬でも必ずシュノーケリングする。
(1月2月は凍え死にそうになるけど冬のほうが透明度が高い✨)
いつも墾丁でシュノーケリングに行くのは萬里桐(ワンリートン)という場所で、カラフルなお魚がたくさんで、水もきれい。
ニモの集まるスポットもあって墾丁のダイビングスポットの一つ。
透明度が高いのでシュノーケリングだけでも海底の砂の波打ち、太陽光のキラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°、珊瑚や海草の光景に癒やされたり、非日常を感じられる。
今回のニュースは、そんな墾丁で野生のジンベエザメが数年ぶりに目撃されたというニュース。
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「海中の優しい巨人」と称されているジンベエザメは、乱獲の影響により台湾周辺海域で見られなくなっていたが、数日前に墾丁海域でダイバーが見つけ、一緒に泳ぐ光景をネットに載せたところ大反響があり、「肺炎(新型コロナウイルス)でレジャーに行く人が減ったから生態系が回復した!」という声も上がった。
「這人品好到爆發了!(最高にいい奴だった!)」幸運にもジンベエザメと海を泳いだダイビング愛好家の邱瑞章さんは大喜びで語った。
22日の午前10時半頃、突然体長約4メートルのジンベエザメが近くに出現し、ダイバーたちの周りを約3分間回遊し、ゆっくりと離れていったそう。皆、興奮して岸に上がったあとも叫ばずにはいられなかった。
ジンベエザメは地球上で最も体積の大きい魚類で、最大12メートルにも達する。
正確が温厚なため「のんびりザメ」や「海のやさしい巨人」と呼ばれ、海の憧れのアイドルのような存在。
多くのダイバーはジンベエザメと一緒に泳ぐためにセブやモルディブなどへわざわざ飛行機に乗って行くが、今回墾丁で一緒に泳ぐことができたという知らせにダイビング界は大興奮🔥
近年保護種に指定されたジンベエザメは、以前乱獲がひどかったため台湾海域ではほとんど見ることができなくなった。2008年に全面的に捕獲禁止になって以降、近海ではめったに姿を見せることがなかった。
屏東海生館の魚類専門家何宣慶によると、ジンベエザメはもともと台湾ではよく姿が見られる種だったが、過去の長年の乱獲で近海ではあまり見られなくなっていた。
墾丁でこの数年ジンベエザメやオニイトマキエイがまれに姿を見せるようになったのは、脅かす機会が減ったことや捕獲禁止にしたことに関係すると話した
新型コロナウイルスとの関連は確実ではないが、将来的に厳しいルールと生態保護の徹底をすれば、ジンベエザメと一緒に泳げることは経済的に大きな利益を生み、アフターコロナの時代に観光業の強い味方になりそうだ。