●台湾新聞●元宵節快樂!平渓スカイランタンフェスティバル開催
今日は先日の記事で紹介した元宵節、農暦新年最初の満月の日です。
私の家からも満月がきれいに見えます🌕
今日は台湾の平渓(ピンシー)という地域で天燈節という毎年恒例のイベントが行われました。
日本から台北観光へ行かれる方で、少し足を伸ばして平溪にランタンを上げに行く方も多いと思います。
天燈(天灯)は、三国時代に軍師、諸葛孔明が味方への情報伝達手段として発明したそうです。歴史を感じますね。
平渓では普段から線路沿いに天燈を上げられるお店があり、観光客やカップルが思い思いの願い事を書いて空へ飛ばすことができます。
ただ、落下した場所が火事になったり、残骸が環境汚染につながるという問題もあるようで、消防法に乗っ取り飛距離や燃焼時間が規定されたようです。
毎年元宵節(+近くの数日間)に行われる天燈節では、平渓地区の学校の校庭や公園に大勢の人が集まり、何百個の天燈が一斉に空へ放たれます。
私は一度だけ平渓の天燈節に参加したことがあります。
朝から並んで整理券をもらい、夜また集合するのですが、昼間も平渓線沿線がガヤガヤお祭りムードなのであっという間に過ぎ、丸一日楽しくて、夜の本番は本当に感動しました。
この後写真を載せます♡
さて、つい先ほど行われた今年の天燈節。
さっそくニュースになっていました。
平溪のある新北市の市長も参加し、4.5メートルの天燈を上げたそうです。
ランタンに書いた言葉は「旺來福來」=福がたくさんやってきますように★
一緒に上げたのは新北市の警察犬隊だそうです。戌年ですからね🐶
そしてこの巨大ランタンの絵に注目!サンリオです!
可愛いキャラクターに参加者たちも萌え〜
キティちゃん&ぽちゃっこ、
シナモン& ???
今日だけでも十数万人が平溪を訪れ、元宵節の夜を楽しんでいるようです。
みなさんもこの時期に台湾に行く機会があればぜひ行ってみてください🌕
最後に、
2012年の平溪天燈節の写真を載せます★
朝から参加券ゲットのために並びました。無料です。
並んでる時に偶然テレビ局にインタビューされて、
なぜ外国人がこのイベントを知っているの?どんな意味があるか知ってる?とか質問されましたが、その頃中国語全然話せなかったので日本語で答えました(笑)
そういえば結局放送されたのかな〜
2012年は4日に分けて行われました。
私達は夜の第六波という、六番目のグループの整理券をもらいました。
たしか夜6時にもう一度集合でした。
昼間は平渓線の一日乗車券を使って近隣をプラプラ。
線路沿いで写真撮ったり、滝に行ったり、屋台でご飯食べたりあっという間でした。
車内はまじギューギューでした。
夜になり、集合場所へ。
ボランティアさんに教えてもらいながらみんなで書き書き。
点火するとボワーっと膨らみます。
一つ一つは胸の高さほどあって、想像以上の大きさ!
幻想的な雰囲気にテンションMAXで感極まりました。
お願い事を書いてもよかったのですが、
私は台湾で安全に楽しく生活できていることに感謝の気持ちでいっぱいだったので、「謝謝台灣」にしました‼
メインの巨大ランタンにも点火され、カウントダウン。
緊張のひととき。会場のテンションは最高潮!
3, 2, 1 で一斉に空へ
いつ思い出してもウットリです・・・
会場ではボランティアの学生さんが私達日本人グループに親身に付き添って手伝ってくれて、感謝感謝でした。
自分たちの後も続々と次のグループが上げていくので、帰り道も空に無数のランタンが浮いていて幻想的でした。
台湾では他にもジャズフェスティバルや花博など、大規模なのに無料のイベントがたくさんあります。どのイベントにも共通して多くの学生、社会人ボランティアが参加していて、そのおかげでみんながイベントを楽しめるんですね。多謝!!!
毎晩の夜市もそうですが、家族や友達と気軽にみんなで出かけられる場所が多いって素敵だな〜と思います。
今夜はゆっくり満月を眺めて週末を迎えましょう🌕
ハッピー元宵節\(^o^)/