●台湾新聞●まもなく元宵節。ランタンフェスティバルの影役者。
今年の2月16日は農暦1月1日(旧正月)。
中華圏では新年快樂‼とにぎやかなお正月を迎えました。
そしてあっという間に2週間経ち、今週金曜日の3月2日は農暦1月15日。
農暦新年最初の満月🌕です。
この日は元宵節と呼ばれ、お正月ムードがここで一区切り、という節目の日です。
台湾では元宵節の前後、2週間ほど各地で盛大なランタンフェスティバルが開催されます。
燈會(灯会)と呼ばれています。
各地で開催される中で、毎年一箇所がその年のメイン会場として一番規模の大きな会場となります。
【写真】2016年のメイン会場は桃園でした
今年は台中と台南の間にある嘉義(阿里山のふもと)がメイン会場です。
そんなランタンフェスティバル。
広いエリアに様々なテーマに沿ったユニークなランタンが色とりどりにキラキラと輝き、夢心地のウットリ気分にさせてもらえます。
私は台中に住んでいた時にメイン会場の鹿港で初めて体験し、お祭りムードとランタンのキラキラに魅了されました。
できることなら毎年行きたいほど燈會が大好きです。
今年は残念ながら行けそうにありません。。(T_T)
前置きが長くなりましたが、そのランタンフェスティバルの影の立役者についてのニュースがあったので紹介します。
「台湾各地で燈會中! 灯りの海は彼ら頼み」
台湾各地でランタンフェスティバルが開催され、毎晩美しい光の海がキラキラ輝いていますが、夜を明るく照らすには安定した電力が必要です。
台湾電力によると、今年のメイン会場は50ヘクタールという史上最大面積であり、昨年末から電線の配置計画、据付、試験を行い総勢600名が携わりました。
他の開催地も合わせると合計1000名以上の台湾電力社員が出動していて、がんばって灯りをともし、伝統の燈會を守ってくれています。
台湾電力は、みんなが楽しい元宵節を過ごせるよう各地の燈會を全力でサポートすると宣言しました。
ディーゼル発電機を使用すると、メイン会場では電力供給が不安定になる恐れがあり、騒音や空気汚染も懸念されるため使用しません。
そのためイベントの開始前、昨年11月頃から綿密に計画を建て、電線、変圧器、メーター等電気設備の据付を行いました。
その際、会場のデザインに影響が出ないよう全ての配線を地下に埋設しました。
また、あらゆる設計図や配置図は電子データを利用し、「無紙化」を徹底しました。
この記事を読むまで、台湾電力のおかげで成り立っているイベントとは考えたこともありませんでした。
電気めちゃ使ってるな〜とは毎回思っていましたが( ^ ^ ;)
せっかくのお正月期間中も、関係者は準備で大忙しなんだと思い知りましたので、また次回行く時は違う視点でも
見てみようと思います。
みなさんも機会があったらぜひ!
この春節最後のキラキラフェスティバルに行ってみてください\(^o^)/
謝謝〜★